11月に入るとあっという間に気候も様変わり。これから本格的な寒さを迎える前は食欲の秋、ジビエの季節の到来です。
11月はジビエの名店六本木ラシャッスさんでジビエと世界のピノノワールの会を開催いたしました。
オーナー自らが狩猟に行き、仕留めるところから、処理、熟成まですべてにこだわり仕留めた食材一つ一つに物語のあるジビエの名店です。
店内の雰囲気もとても良く皆でワインを囲むのが飲む前からワクワクします。
今回のワインのテーマは世界のピノノワール。最も高貴な葡萄品種と呼ばれるピノノワールは広い世界の中でも栽培にうまくいく土地は僅かしかありません。
それでは世界各国にあるワイン産地でピノノワールで成功しているワイン産地はどこか?この回答としてワインアドヴォケイトの最高格付けになる96点以上を最も多く獲得している生産国TOP5を皆で考えてみました。
1位はフランス
これは順当ですね。
2位はカリフォルニア
それでは3位は?
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3位はドイツです
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少し難しくなってきました。
それでは4位は?
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4位はアルゼンチンです。
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それでは5位は?
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5位はスイスです。
とても難しいですがワインを楽しみながらするワインのお勉強はとっても楽しいです。
お料理が運ばれてきます。
甘くないワインとピッタリなモンブランや
様々なお肉の部位から心臓まですべてを楽しめる鴨肉
極めつけはオーナーが前日まで北海道まで行き仕留めたエゾシカ。
本来はもっと寝かせてから提供されるそうなのですが今回は特別に採れたてを。
寝かせて旨味を引き出す前のお肉はコリっとした歯ごたえがとても印象的でした。
お料理に合わせてワインを楽しみますが今回のメインはブルゴーニュとカリフォルニアピノノワールの飲み比べです。
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの特別な年だけ作られるヴォーヌ・ロマネ。今回はそのヴォーヌ・ロマネの1stヴィンテージ1999年です。DRCの味わいをしっかりと楽しめる高価ですがラインナップの中では最もコスパの良いワインです。
カリフォルニアを代表するワインの一つ、マーカッシン1998年です。リリース直後はがっちりしたスタイルも20年経過すると柔らかさが出てきます。
カリフォルニアのロマネ・コンティと呼ばれるカレラ・ジェンセンの超希少古酒1991年です。30年の時を経たカリフォルニアワインは感動的な味わいを生み出していました。
あっという間の時間も過ぎて気づけば世界のピノノワールを楽しんでいました。
皆で記念写真をパシャリ。
今日も楽しい時間を有難うございました。