1639年の創業から変わらぬ哲学を貫く、アルザスの名門ファミーユ・ヒューゲルを訪れました。
彼らの「ワインの品質は100%ブドウの品質で決まる」という黄金律は、400年近い歴史の中で培われた、揺るぎない信念そのもの。
特に感動したのは、最良の区画と最良の年のみに造られるグロシ・ローイのピノ・ノワールです。アルザスといえば、ゲヴュルツトラミネールやリースリングが有名ですが、このピノ・ノワールのあまりの美味しさには、衝撃を受けました。
ヒューゲルが守り続ける伝統と革新が、この一本に凝縮されているのを感じます。
このような特別な体験にご招待いただいた、ヒューゲルの皆様に心から感謝いたします。