先日、ボルドーの銘醸ワインをブラインドで飲み比べる、贅沢なワイン会を開催しました。
メドック格付けの雄、シャトー・ムートン・ロートシルトと、偉大な実力を持つシャトー・バタイエ。それぞれの若手と古酒を垂直に比較するという、またとない機会です。
特に盛り上がったのは、ムートンを当てるブラインドテイスティング。 参加者それぞれの見解が分かれる中、真剣にグラスを傾ける時間が、この会の楽しさを最高潮に高めてくれました。
意外なことに、コストパフォーマンスの高さで満場一致の評価を得たのは、バタイエの古酒。 偉大な造り手と並び称される古酒の奥深さを堪能できたことは、何よりの収穫でした。
さらに、右岸のシャトー・パヴィ・マカンの飲み比べも実施。 若々しいヴィンテージと熟成を経た古酒との違いを楽しみながら、それぞれの好みや新たな発見に繋がりました。
真剣なテイスティングの中にも、和やかな笑顔が溢れる、最高のひととき。 改めて、ワインは人と人を繋ぎ、豊かな時間を与えてくれると感じた素晴らしい会でした。