アタ・ランギ＜Ata Rangi winery＞

クイーンズタウンからマーティンボロへ移動。
ニュージーランドのロマネコンティと呼ばれ、昨年のジェームス・サックリングNZトップ100で第１位を獲得したアタ・ランギに行って参りました。

葡萄畑が一面に広がるとても素敵な場所でテイスティングさせてもらいました。

アタランギで20年も醸造家を任されているヘレンさんに話を聞きながら飲み比べたワインは同じ造りなのに明確に違う味わいはどれも本当に素晴らしかったです。
参加したメンバーに「ワインを飲むなら15ドル以上のワインを飲んでくださいね。それよりも安い価格になるとどこかにひずみが生じてしまい、携わる誰かが幸せになれなくなってしまう」のような趣旨のお話をされて考えさせられるとともに、これだけ真剣に向き合っている方と一緒に入れるのはワインの仕事が出来てるお陰としみじみ幸せを感じれる時間でした。
360度、素敵な空間で最高峰のピノノワールを飲み比べるこの体験は最高しか無かったです。

アタ・ランギのピノノワールはどこまでも透き通っていて、優雅で美しい味わいでした。
アタ・ランギは元々好きなワインでしたが、ワイナリーを訪れて更に大好きになりました。

そして、何と、ヘレンさんのサプライズにより、KUSUDA WINESの楠田さんが！

楠田さんが全ての工程を行いワインを造っているとの事で「さっきまで畑仕事をしていました。
ワイナリーは畑も含めて自分と家族でやれる範囲内だけでワイン造りを行っているからこれからも生産量は増やせない。毎日とても忙しく有名なワインジャーナリストのアポも忙しい時期は断ります。」と仰っていました。本当にお忙しい中、来て下さり感謝しかありません。

マーティンボロはワイナリーしかないと言えるほど葡萄畑に囲まれた小さな町でとても愛らしい場所でした。
ヘレンさん、楠田さんありがとうございました！